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2010,11,7 HDX第5戦6戦 参戦までの道程 KARTでレース参戦を始めてからずぅ〜と燻ぶっていた思い・・・ 「KARTでF1等が走るRacingコースを走って見たい」 途方もない夢と諦めていた しかし 夢は叶うのだ!! 2010年9月某日 横浜辺りの電話番号から携帯に着信 「誰?」 出て見るとVICIC事務局の近江さんだ 「富士のRacingコースをKARTで走って見ませんか??」 「何と!?」 素直にビックリしました 「エッ!?33号車で??」 「いえ、レンタルマシンで」 良く話しを聞くとHDXと言うカテゴリーで健常者と身障者それに青少年まで含めてイコールコンディションの レースらしい 通常のKARTとの大きな違いは全ての操作を手で行うと言う事 レンタルマシンも有るとの事でそのマシンで出場してみないか??と言うことです しかもライセンスもHDX用のライセンスが用意されていて簡単に取得出来るとの事 確か・・・二つ返事で「出ます」と言った気がする 出場予定のレースはSUPER GTの予選日 2010年9月11日 「レースまで一週間しかない」 ネットを駆使してHDXなるものを検索して見た どうもエンジンはヤマハのKTでクラッチ付き フルカウル装備が普通らしい スーパーカートでフルカウルは知ってるが・・・ うーん・・・・どんなマシンだ?? 「まぁ見て見れば判るさ」などと、のんきな気分で練習日を楽しみにしていた 南海上に台風 まさか・・・ 何の心配もしてなかった 「最悪雨だなぁ・・・」 なんて思っていたのに、進路が急変!! FSWを直撃し、ご存知の集中豪雨でFSWも周辺も甚大な被害でレース中止 結局次の最終戦の茂木までレースは無いと言うことに・・・ 「茂木って栃木県だよなぁ・・・」「遠いなぁ・・・」 半ば諦めていました でも、楽しいレースなら来年は出場したいと思い茂木に行く方策を練っちゃいました 「誰かを誘おう!!」 と思った瞬間にターゲットは決まってました そう、あの有名なお祭り男、144Racingの日吉監督です 「HDXで一緒に茂木走らない??」 一瞬固まる日吉監督 「マジで!?」「少し考えさせて」 しかし、数日で決断「茂木に行こう!!」 チームは別でも思いは同じです 「Racingコース走りたい」 そして来年度の活動指針も考えたい監督同士 レース一週間前にカートコースで知り合った蠍メンバー候補の高校生も加えて 何の苦労も無く茂木遠征部隊は結成された 茂木遠征敢行 2010.11.6 早朝AM3:00日吉監督と出発 三島で高校生の「周」と合流し東名・首都高・常磐道と高速を乗り継いでいざ茂木へ レース前日の6日に練習走行の枠があるので前日から茂木入り 茂木の東ゲートに到着したのはAM7:00ごろ 先着のVICIC事務局の近江さん野村君それに・・・見た事有る人だけど・・・ 後で名前と顔が一致しました 御大と言うか会長の今宮さんと挨拶を交しました 「茂木は寒い」朝6時の気温は3度だったそうです 初めて尽くしの茂木 冷たい空気で更に気が引き締まります レンタルマシンを積んだトランポが入ったので自分達もピットへGO これがHDXレンタルマシンの全貌 ライムグリーンのフルカウルにHDXのロゴがあしらわれてます しかしエンジンは確かにKT ここが一番難解な部分 手で操作するアクセルとブレーキ 左手がアクセルで右手がブレーキなんですね 事前にリサーチしてあったので頭では理解してたけど・・・ 目の当たりにするとまた緊張が高まります 「上手く扱えるのかなぁ・・・」と日吉監督 普段からメカニック兼務の自分は各部のチェック SECと聞いていたけどクラッチはSLじゃなくて以前から採用されてる湿式のクラッチ 「何故??」HDXテクニカルセンターの方に聞いて見ました 「乾式だと貼り付く事があるんです」 納得!! カートコースと違い全開に近い回転域をキープするRacingコースだからね! それに湿式は滑りが出るのでもしかしたらその滑りにも意味があるのかも?? 他は普段見慣れた光景のマシンです 意外だったのはフレームの剛性を上げてない点 その答えはコースインして知る訳ですが・・・ 練習走行 コースインは9:15 ビックリなのはスーパーカートも混走で練習だそうで・・・ 「速度差が80キロ以上あって危険なのでHDXはイン側キープで走行して下さい」と通達され・・・ 別の意味でも更に緊張感が高まります 「一歩間違ったら死ぬぞ!!」 気を引き締めてコースイン スーパーカートも混じり全車ピットロードでOPEN待ち KTの排気音なんぞ掻き消されるスーパーカートの排気音 「本当に大丈夫なのかぁ??」 心配を他所にゲートOPEN 左手を握り締めてアクセルオン ピットロードからコースへ 「ひっ!広い!!」 FSWのショートサーキットも広いと思ったけどスケールが違います コースもトレース出来て無いしラインも何もかも判らず前のマシンに着いて行くしかないと根性を入れて 1コーナーをクリアしたらフルスロットルと思ったら2コーナーとリンクする複合コーナーだった 「全くラインすら判らないじゃん」 おっかなびっくりしながら走るとピットが見えてきた 「ん?何で誰も居ないんだろう・・・」 後で判ったことですがそこはダウンヒルストレートのピット アンダーブリッジをくぐりシケインの様な最終コーナー 「オォ!1周回れた」とホッとして2週目に突入 少しずつ攻略しないとヤバイなぁと思いつつちょっとペースアップ 5コーナー手前でスーパーカートに抜かれ何と無く後ろを付いて行きたい気分に・・・ 綺麗にトレースして行く前方のマシン 「早いなぁ・・・」あそこまでは無理だけど行けるかも?? 軽くブレーキを当てただけでアプローチーを掛けた瞬間リヤが「スッ」アクセルを入れて見たら更に「スッ」 そのままグ゙ラベルに突っ込むよりスピンさせて止めようと思ったけどブレーキ操作が間に合わなくて土煙 を上げながらグラベルにお邪魔しちゃいました エンジンストールしたもののセル付の強みで容易に再始動と思いきや「トルルルルルル・・・・」と言うだけで 火が入らない マシンの向きを直して再始動を試みても結果は同じ 思いっきり壊しちゃったの?? 短い練習時間と危険回避も必要なので早々に諦めフラッグタワーにアウトのサインを送った 「でもさぁ、初めてレッカーに乗れるかも??」とチョット嬉しかったり クラッシュパッドの淵でたたずんでると異様な音の車が接近 ハイラックスの様だけどタイヤの代わりにゴムキャタピラが付いてるじゃん!! 「フラッグポストからマシンの救出に入りますので乗ってください」ラッキー変な車に乗れる 乗り心地はユンボとも違うし・・・ハイラックスでもない不思議な乗り物でした 茂木のグラベルは深くて普通の車だと走行出来ないのでキャタなんだと納得 救出してもらったマシンとレッカー車に乗り、ヘアピンでもう1台乗せてピットに帰還 あろう事か自分の練習走行は1周と少々で終了 ラインは??攻略は?? 全て不明のままです もう一本練習時間は有ったのですが・・・一本4750円の料金なので財政難の自分は諦めました お宿は宇都宮 日吉監督はFULLに走りきれたのでラインも判った様ですが会話についていけない自分 これ以上アドバンテージを取られたくないと思ったかは定かじゃないけど宇都宮と言えば「餃子」 ラッキーな事に「餃子フェア」を開催されてるらしい 名店の餃子が100円で食べれると言う情報 「行くしかにゃーら!!」 「だっぺ」 と相成り昼前に茂木から宇都宮へ移動 宿泊予定のホテルも確認しないで餃子フェアの会場を探す自分達 「オォ!!あったあった」腹も減って食い気真っ盛り どこのブースも30分待ちが当たり前の様だ 「マジかょぉ」とフラフラしてたけど30分は掛からないと思いますと言う言葉とパントマイムの女の子 に惹かれて水餃子のブースへ並んで見た 「うーーーん」コメント出来ない 其の後も数店回るもコメント出来ない・・・・ フェアの目玉は「レモン牛乳」だったかも?? 美味しそうにしかも遠くを見つめにこやかに飲んでる男性を見て「美味いんじゃないの??」と 全員で飲んで見る事に・・・恐る恐る口にする 「良いかも!」と日吉監督 不思議な事に「レモン牛乳」で全員笑顔になりました 「もっとまともに餃子を食べたい」と自分は半分切れ気味 だって俺「餃子が大好物なんだよぉ!!」 普通の店を探しても何だかチェーン店の乗りで入る気になれず仕舞で・・・ ホテルを探して駐車場に車を止めると・・・目の前に餃子屋さんがあるじゃないですか!! しかし準備中の看板が出てるだけで店内は無人 チェックインを済ませて窓から外を見ると餃子屋さんが丸見え! 「開店したら直ぐ行くぞ!!」と皆に伝えて各自自室へ PM6:00前に餃子屋さんの電気が付いたのでいざ出陣 一皿220円で焼きと揚げと蒸しと水餃子 勿論自分はご飯と一通り注文 日吉監督はビールをジョッキでガブガブ ここのお店いたって普通の餃子 テレビチャンピョンに出たと書いて有ります 俺の好みは厚めの皮で具もしっかりインパクトがある物なのだ でも不思議な事にこの餃子は食べても食べても飽きない それどころかもっと食べたいと思ってしまう麻薬の様な餃子で・・・ 気が付けば日吉監督はビールを5杯は飲んだ筈、俺は何皿追加注文したか覚えてません そうそうモツ煮も食べたよ!これも絶品だった PM8:00を過ぎ満腹で眠くなったので清算して店を出ると張り紙が・・・ 「本日餃子売り切れました」 全員で爆笑しちゃいました 「ヤバイ、全部食べちまったのか!?」 部屋に着き眠気を我慢して大浴場に・・・ そして部屋に戻りタバコを吸った記憶までは有るけど・・・・気が付いたのは明け方5:56でした ビュッフェスタイルの朝食を満喫して決戦の茂木へ 第5戦(編集場所が変わり手元に資料がないので時間などは曖昧です) 前日の餃子が災いしなければいいが・・・ 練習走行できた日吉監督は比較的余裕の表情 相反して自分は第5戦の5周が練習のようなもの・・・ いったいどんなレースになるの?? AM11:00 この1シーン実は予選です ブリーフィングで諸々の注意事項の説明や来年の予定と新カテゴリー等の説明があり 時間も無いので予選開始しますと・・・第5戦のグリッドはビンゴで決定します 自分は出走13台の7番スタート日吉監督は10番だったか・・・ AM11:30グリッド整列の準備 最後の調整??に余念がない「周」 「俺もこのマシンで走りたい」 周の本音です 聞かなくても伝わってくる思いがこれからの活躍を予感させます AM11:45グリッド整列 レースクィーンが1分前・・・30秒前とプラカードを揚げ・・・ グリーンシグナル点灯でフォーメーションラップスタート スタートはSL同様ローリングスタートです 全開一歩手前程のペースで流しながらニードルセットを探る自分 「ローが合って無いなぁ・・・」 でも本職が合わせてくれたんだから信じよう 最終コーナーを立ち上がりスターティングフラッグが振られ全車ダッシュ!! イコールコンディションなのに後方からTOPクラスのドライバーが一気に追い上げてきた 「おーい置いてかないで〜〜」と叫びたくなります 1ラップ目で日吉監督と2台で激しいバトル うへへ ビリ決定戦バトルです 4ラップ目だったか自分は最終コーナーでスピン 「ウォー!!魔のグラベルがァァァァ・・・」ギリギリブレーキが間に合わずグラベルに入ってしまったが エンジンは直ぐに再始動出来たので日吉監督を追い掛けるものの当然最下位でゴール 5周走って何と無くラインが判ったような気がする・・・ しかしTOPと20秒も差が有るんだよね・・・ 続く第6戦はもう少し頑張らなくては 第6戦 5戦でしくじった最終コーナーのラインがまだ判らない・・・ それといきなりグリップが無くなるセッティングがどうも自分に馴染まない もう少しタイヤの調整をしたいと思うけど時間的に無理だし・・・ ピット横に整列したHDX参加マシン カッコいいと思いませんか?? グリッド整列した自分と日吉監督 PM3:00過ぎ 第6戦スタート 少しだけラインも判り先頭集団に食らい付いていければ何とかなるかも?? そんな願い事のような思いも無視された如くどんどん離れていく先頭集団 しかし今回は同じレンタルマシンに食らい付いていける 日吉監督はたぶん自分の真後ろだろう・・・ 7コーナーの立ち上がりで手を振るマシン発見!! もう一台のレンタルマシンがスピンしてコース場に止まってる 無難にやり過ごし少し前を行くマシンのスリップを逃さないように付かず離れずで暫く様子を見る事に 暫くすると後方に気配を感じる 日吉監督が仕掛けて来たのか?? チョットした隙を突いてインを刺したのはスピンしてたレンタルマシン 「エッ!!もう追い付いたの??」レンタルマシン4台でバトル開始!! 先頭集団は視界に入りませんがレンタルはレンタルで楽しくバトルを繰り広げて・・・ コーナーごとに順位が入れ替わるデットヒート・・・ そして何と無く判り掛けてきた最終コーナーのライン 抜かれたマシンとの差を詰めれるかとアタックしたもののまたしても最終コーナーでスピン でもグラベル突入直前で止まり切り直ぐに再スタート しかし日吉監督にも抜かれてしまい・・・・最下位でゴール チェッカー後の周回で手を振ってくれるフラッグタワーのスタッフ達 最下位最後尾の自分にまで手を振ってくれた事・危なっかしい自分をサポートしてくれた事に感謝して 自然と手を上げ頭を下げて敬意を表したくなりました Racingコースだから味わえる感動だなぁとしみじみ思いました ゴール後オフィシャルが自分の所に・・・ 「144より先にスタートしたの気が付いてます??」 「いや気が付かなかったです」 前の車両も出たので思わず日吉監督より前に出てしまったんですね 「1周減算のペナルティって事で了承してください」 「ハイ判りました」 減算されても順位の変動は無し 結果は惨敗でしたが自分も日吉監督も大いに楽しめて大満足のレースでした レンタルマシンで参加した面々 周のドラポジ 内心は闘志で燃えてるんだろうなぁ・・・ 初のHDX参戦 とても有意義な体験でした 走るまではKTでRacingコースってどうなのさ・・・と思ってましたがこれ アリです MAXSPEEDはスーパーカートに及ばないけどカートコースでは味わえない醍醐味 130キロ位だと思いますと言ってましたが・・・もう少し出てる様な感じです フレームの剛性が高過ぎると跳ねて飛び出してしまいそうな感覚もありました 湿式クラッチも今更・・・と思ったのですが・・・良く考えたら滑りが有る分パワーバンドに 乗せ易くなり滑りを上手く生かした方が速い事に気が付きました カートコースだと判らないことが沢山です それにこのレースの目的 障害者の方と同じ土俵で戦う意義 これが一番大事です このレースに参加している方々は本当に頑張ってます 生半可な気持ちで参加してたんじゃTOP争いには加われません 来年もこのカテゴリーに参戦するならば勝つ努力をしなければいけないと再認識しました 健常者と障害者の共生 この事が一番の目的だと思います その目的の中でのRacingコースで開催するレースという事を肝に銘じて今後の活動に生かして行きたいと思います そしてり理解ある人達がもっと参加してくれて障害者の人達も勇気を出してもっと参加して欲しいと思います HDXの詳しい情報は http://www.hdx.jp/index.html ハンドドライブ・クロス協会 |